いきなりですが、皆さんは旅行先を決める時どんな感じで考えますか?
「景色のいいところ」
「食事が美味しいところ」
いろいろかと思いますが、冬と言えば温泉、温泉といえば雪、雪と言えば東北。
まさにそんな感じの軽いノリで決めた会津旅行ですが、泊まった宿がめちゃくちゃ良かったので記録に残しておきたいと思います。
今回泊まったのはこの宿!
都内から行けるそれなりに寒いところということで、今回選んだ土地は会津。
福島県の中でも山奥に位置しているので、12月ともなればかなりの豪雪が期待できます。
ということで今回は会津にある東山温泉「庄助の宿瀧の湯」に宿泊しました。
東山温泉なので会津若松市街から近く、鶴ケ城などを見がてら宿泊するなんてこともできそうです。
後で聞いたのですが、地元の人の評判も良かったので結果的にいい宿を見つけたなという感じです。
宿の詳しい情報は公式サイトを確認してください。
この記事では、実際に泊まった時に撮った写真を載せておくので、公式サイトの情報を補完する役割で使ってください。じゃあいきます!
瀧の湯に到着
到着したのは夕方17時過ぎ。都内から向かう際に那須アウトレットに寄っていたのでだいぶ遅くなってしまいました。
チェックイン自体は14時からできるそうです。眼の前に駐車場がないので、大きな荷物だけ下ろして車は移動することに。
瀧の湯から車で2分程度の大きな駐車場に車を停めたら、そこから宿が用意したマイクロバスで向かいます。
ウェルカム日本酒のサービスがあった
宿に到着したらラウンジのソファに腰を掛けて、館内の説明を受けます。そこで食事の時間や貸切露天風呂の予約を取ったりするのです。
その際にお茶菓子と抹茶を出してくれるのですが、同時に盃を渡されます。
「あちらに日本酒を用意しておりますのでどうぞご賞味ください」と宿の方。
ウェルカムドリンクならぬ、ウェルカム日本酒のサービスとは驚きました。
なんでも会津は日本酒が有名だそうで、こうして地酒を置いてあるとのこと。部屋に荷物を下ろす前に早速日本酒を飲んでしまいました。
今回泊まったのは石の間
今回は石の間という露天風呂付きの部屋を予約しました。瀧の湯には本館に用意されている部屋の他に、離れといって特別な部屋がいくつか用意されています。
離れと言っても本館から廊下を歩いて移動できるので雨に濡れる心配はありません。ちょっと広めで豪華という印象です。
こんな感じで小上がりの茶の間が付いています。ここでお茶を飲んでゆったりしたり、部屋食を選択した場合はここで食事ができるようです。
お茶菓子と緑茶セットが用意されていました。
部屋の入口にはルームサービスが用意されていました。
紅茶の他にも冷蔵庫には水とスパークリングワインが入っており、それも自由に飲んで良いとのこと。
一緒に入っているビールや他のお酒は飲んだ分だけ翌日精算するスタイルです。
ベッドの先にはテレビとソファが置いてあり、ここでゆったりすることも可能。テレビは52インチくらい?で、かなり大きいなという印象です。
iPhoneを接続して音楽を流せるコンポが置いてあったのですが、残念ながらLightning端子ではなかったため使用できず。
4人部屋というだけあってベッドはかなり広め。ベッドサイドにはコンセントが付いているので、寝る前にスマホを充電することが可能。
コンセントは4つ付いているので、ケンカになることもなさそうです。
瀧の湯は川の横に建っているのですが、窓の遮音性が高いため水の音は気になりません。
窓を開ければ当然川の音が聞こえるので、気分で調整できそうです。
写真が暗くて申し訳ないのですが、これが備え付けの露天風呂。川の音を聞きながら入浴できます。
隣にシャワールームがあるのですが、お湯の出が悪いのがちょっとマイナス。お風呂は貸切露天風呂か大浴場を利用した方が良さそうです。
これが部屋の隣を流れる川。かなり水量があるのでダイナミックな音が聞こえます。
能の舞台みたいなのが建っていて、夜になったらここでプロジェクションマッピングを楽しむことができるようです。
大浴場の入り口にはちょっとしたドリンクコーナーが用意されています。
19時までならそこでサービスのソフトクリームやビールが楽しめるようになっています。
僕は19時ギリギリに行ったらビールは終了、仕方なくソフトクリームを食べました。
大浴場の手前に足湯があるので、そこで冷たいアイスを楽しむのは最高でした。
と、こんな感じでチェックインから館内を散策しました。これからは夕食をカンタンに紹介します。
これが夕食
夕食は2階にあるレストランでいただきました。中には個室が用意されており、宿泊プランによってはそこを利用することが可能です。
今回はその個室を利用しました。料理は季節によって異なるかと思いますが、会津料理を楽しむことができます。
これは追加で頼んだ会津和牛霜降りにぎり寿司。1,300円でした。
鶏と馬と牛の肉寿司で、ちょっと炙ってありました。実は会津は馬肉が有名らしく、いろいろと追加メニューが用意されていました。
宿の方オススメの馬刺し、1,620円。ここまでで分かる通り、追加メニューってあんまり高くありません。
気軽に追加することができるので、ついつい頼んでしまいます。
会津の馬刺しはピリ辛の味噌で食べるらしく、馬肉自体も脂身がなく非常にさっぱりしていました。
噛みごたえもあって美味しかったです。ピリ辛なので日本酒も進みます。
ちなみに先程紹介したウェルカム日本酒は、気に入ったものがあればここで追加することが可能。
会津は日本酒で乾杯をする条例があるらしく、郷に入っては郷に従えということで会津の地酒を注文しました。
宿の方が会津の歴史をお話してくれ、約2時間の食事を楽しく過ごすことができました。
これで食事は終了。この日は露天風呂に浸かり就寝。目的は夜明けの貸切露天風呂です。
貸切露天風呂はこんな感じ
庄助の宿瀧の湯では、屋上に2つの貸切露天風呂があります。
宿泊時に貸切露天風呂に入れるプランを予約しておけば、宿についた時点で入浴時間を選ぶことができます(予約時も可能)。
1枠50分で、朝までの間で好きな時間を指定できます。当日予約もできますが、貸切露天風呂プランで予約している人が優先になるので注意しましょう。
貸切露天風呂は1階と屋上にあるので、「星空を見たい」「街の景色が見たい」という人は屋上露天風呂を予約できるプランにしましょう。
僕らは夜が明ける時間帯「6時30分〜」を指定しました。
時間にして7時過ぎでしょうか、だんだん夜が明けて遠くの景色が見えるようになってきました。
晴れていれば日の出も見られるとのことでしたが、この日の天気は曇り。残念ながら日の出を拝むことはできませんでした。
しかし冬の会津にしては気温が高く、凍える寒さではなかったのは良かったです。貸し切り時間は50分あるので、十分景色を楽しむことが可能。
ゆっくりお湯に浸かり、朝食バイキングを堪能しました。ちなみに朝食バイキングは、会津の料理が中心です。
眠かったのとお腹が空いていたのがあり、写真は撮り忘れました。
チェックアウトは11時
瀧の湯のチェックアウトは11時。朝食後にもう一度温泉を楽しんでゆっくりチェックアウトしました。
駐車場までは送迎車があるので、荷物を積んで送ってもらいます。東山温泉は市街地に近いこともあり、そのまま周辺を散策することができます。
会津はソースカツ丼が有名とのことで、宿の近くにある「しおえ」に行ってきました。
ロースカツだったのですが脂身もくどくなく、ソースも甘すぎず僕好みの味。
食べログの評価も高くて、納得。会津はソースカツ丼のお店は多いのですが、大体が14時前後に閉まるので注意しましょう。
僕は先に大内宿を見に行ってしまったため、しおえに滑り込みで入店しました。
大内宿は会津市街から車で30分ほど。休日は道が混むみたいでもっと時間がかかるようです。
僕は平日に行った上、12月にしては雪が少なく、非常に走りやすかったのですぐに到着しました。
ここでねぎそばを食べるのもいいですが、ちょっと足を伸ばして喜多方ラーメンを食べるというものいいですね。
そんな感じで、1泊2日の会津旅行は終了しました。
まとめ
- 東山温泉は会津市街から近くて観光に便利
- 瀧の湯はウェルカム日本酒のサービスが素敵
- 離れの部屋は広くて新しくてオススメ(お湯の出は悪い)
- 川の横だけど音は気にならない
- 食事は落ち着いて食べられて良い(追加メニューも安い)
- 公式サイトの予約はちょっとわかりにくい
瀧の湯は全体的に非常に満足度の高い宿でした。
公式サイトから予約をする際にちょっとわかりにくいかなぁという感じがありますが、実際の宿は公式サイト以上に魅力的。
いきなり日本酒飲ませてくれるサービスはなかなかないので、酒好きの僕からしてみたら最高でした。
部屋も2012年にリニューアルしたらしく、非常にきれいで快適。川の音もいい感じに遮音されていました。
川の音が聞きたくなったらバルコニーに出ればいいし、離れだったら貸切露天風呂が付いているのでそこでも楽しめます。
屋上の貸切露天風呂も見晴らしがよく、雪が降っていたらもっと景色がよかったのかなーなんて思いました。
もう一度行ってみたい、そう思える宿だったのでここに記録しておきます。
一泊2万円くらいでした(安いと思う)
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