プレミアムフライデーって活用していますか?
僕はしていません。ということで11月のプレミアムフライデーを利用して、2.5連休を取ってみました。
週末をちょっと贅沢に過ごしたいと思った僕は、この3つを条件にドライブルートを選定しました。
- 東京から片道200km以内
- 周辺を自転車で散策できる
- 買い物をしたい
その結果、軽井沢が浮上しました。そこで、かねてから気になっていたくつかけステイに宿泊してきました。今回はその様子を写真付きで詳しく紹介していきます。
くつかけステイに到着
くつかけステイは中軽井沢駅から徒歩10分程度の場所にあります。建物の目の前が駐車場になっており、ここには7台程度停めることができそうです。
駐車場は全て合わせると20台あるそうなので、目の前の舗装された駐車場に停められない場合は隣の空き地に駐車することになるみたいです。
これが入り口です。古い旅館をリノベーションしているそうなので、かなり趣のある外観です。
写真の左側はテラス席になっているので、晴れた日はここをカフェスペースとして使えるようです。
そして建物に入ると、受付と広めの共用スペースがあります。テーブル席と大きめのソファーがいくつか置いてあります。
本棚に書籍も置いてあるので、ここで読書をすることもできます。消灯時間は24時までなので、その間は使えるといった感じです。
共用スペースの隣はレストランになっています。ここはくつかけダイニングと言って、宿泊者以外も利用することができます。
宿泊者は宿泊日の3日前までに予約すれば、ここで朝食バイキングを楽しむことができるそうです。ただし、利用は2名以上という条件があります。
早速、チェックインを済ませたら宿泊する部屋に向かいます。今回はドミトリールームを予約しているので階段を登って2階へ行きます。
ドミトリールームは男性用と女性用で分かれています。その他は個室がいくつかあり、大人数で利用することも可能です。
階段を登った2階にも、読書ができる休憩スペースがあります。
こんな感じで本が置いてあるので、手ぶらで行ってもヒマはしないで済みそうです。館内の共用スペースは1階のソファ席と2階の廊下部分だけのようです。
休日で宿泊者が多いと、結構狭く感じるのかなぁと思いました。
ここがドミトリールーム
ここが今回宿泊した、男性用のドミトリールームです。僕がくつかけステイに泊まった日は、幸いなことに宿泊者は僕しかいませんでした。
ということでドミトリールームを貸し切りで使わせていただきました。もちろん、ベッドは1つしか使えませんが、部屋や共用部分は贅沢に使いました。
これが1人に1つ割り振られているベッドです。頭上に鍵付きの貴重品ボックスと携帯充電用のコンセントが付いています。
他にも宿泊者がいる場合は24時に消灯となるので、チェックインの時に小さな電気スタンドを渡されます。
夜は周囲のシェードを下ろして、電気スタンドで明かりを灯すスタイルです。
ちなみに、ベッドメイキングはされていないので自分でシーツを敷く必要があります。これが結構めんどくさかったです。
肝心なベッドの寝心地ですが、マットレスが固めなので夜中に起きてしまうことが数回ありました。
これはちょっとマイナスポイントかなと個人的に思いました。
ドミトリーの共用施設はこんな感じ
ドミトリールームには、トイレ2つと共用風呂が設置されています。どちらも部屋の中に設置されているので、トイレは少し音を気にする必要があります。
そしてこれが共用のお風呂です。1階には大浴場がありますが、部屋で風呂に入ることもできます。
ちなみにシャワールームはないため、他に利用者がいたら空くまで待つ必要があります。つまり、他に宿泊者がいたら長風呂は厳禁ということです。
お風呂も部屋との距離があまりないので、音には気をつける必要があります。
トイレの前には2つ並んで洗面台が設置されています。ここで顔を洗ったりできるのですが、部屋との仕切りはのれん一枚なので、音には気をつけましょう。
1階の大浴場は広め
部屋の散策が終わって大浴場を利用することにしました。24時までならいつでも入浴可能です。朝は5時からだそうです。
1階の奥の出口から、一回外に出て脱衣所に行く必要があります。脱衣所で服を脱いだら再び外へ出て、更に奥の大浴場に向かいます。
距離としては2歩3歩なのですが、冬の寒い時期に2度も外に出なければいけないのは非常にマイナスポイントではないでしょうか。
僕がくつかけステイを利用したのは11月下旬だったのですが、夜の気温は氷点下でした。脱衣所までは服を着ているからまだいいとして、脱衣所から大浴場は寒かったです。
で、肝心の大浴場は手前に大きめな浴槽、真ん中にシャワー、奥に小さめの浴槽という構成になっています。
小さめの浴槽は窓をあけることができるので、ちょっとした露天風呂の気分を味わえます。
お湯の温度はぬるめですが手前の蛇口で温度調整可能です。くつかけステイの施設紹介はここまでです。
泊まってみた感想
こんな感じで紹介しましたが、良かった点と悪かった点に分けてくつかけステイの感想を紹介します。
良かった点
- 立地が良い
- 自転車を置くスペースがある
- 軽井沢にしては宿代が安い
- Wi-Fiが利用できる
- 共用スペースで作業できる
まず、何を差し置いても良かったのが立地です。中軽井沢駅から徒歩10分程度なので、周辺を散策するにはちょうどいい距離です。
駅前には蕎麦屋や居酒屋がいくつかあったので、素泊まりでも食事に困ることはなさそうです。
くつかけダイニングはアラカルトでも注文できるので、ここで食事をすることもできます。
しかし値段がちょっと高めなので、安く抑えたい人は外に食べに行った方がいいかもしれません。
ちなみに、くつかけステイから車で5分程度の場所に「ハルニレテラス」という施設があります。
星野リゾートが作った商業施設みたいなもので、中には雑貨屋やカフェやレストランが入っています。
くつかけステイに泊まりつつ、ハルニレテラスで日中をゆっくり過ごすというのもおすすめです。
ハルニレテラスは週末混雑するので、僕は車に積んである自転車で行きました。その自転車を置いておくスペースがあったのも最高です。
あとは、素泊まりで5,000円というのは軽井沢エリアにしては安めというのもメリットです。この辺高いですからね。
悪かった点
- マットレスが固い
- 共用スペースが使いにくい
- 大浴場に行くためには外に出る必要がある
- 朝食バイキングが1人だと利用できない
マットレスの件は先程紹介したので割愛しますが、共用スペースの使いにくさは結構困りそうです。
今回は1人で使えたため何も気にすることはありませんでしたが、部屋内に風呂とトイレがあるのは気まずい感じがします。
今まで色々なドミトリーに泊まりましたが、どこもこの辺りは遮音対策に気を使っていました。
例えばフロアを分けるとか、大きな扉で隔離するとか、そんな対策が取られていました。
しかし、くつかけステイは普通に部屋の中に風呂とトイレがあります。少しでも大きな音を出せば、部屋にいる人に聞こえてしまいそうです。
風呂は大浴場を使えば解決しますが、トイレはそうもいきません。大浴場に行くにしても一度外にでなければいけないのもマイナスでした。
最後にちょっと残念だったのが、朝食バイキングが1人では利用できないという点です。
ネット予約の際は特に注意書き等はありませんでした。別途2,160円でくつかけビュッフェを利用できますと記載がありました。
そのため予約の際に朝食バイキング希望と伝えたのですが、後日電話がかかってきて利用できないと伝えられました。
「朝食は提供可能だがビュッフェ形式ではなく、こちらで用意したものになる。しかし値段は2,160円で変わらない。」とのこと。
理由を聞いても「お一人の方はそういう決まりで」と言われるだけだったので、朝食バイキングの利用は諦めました。
当日行ってみて宿泊者がいなかった事を考えると、恐らくバイキング自体をやらなかったのかなと予想ができましたが、それならそう伝えてくれてもいいのになとは思いました。
まとめ
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こんな感じで、プレミアムフライデーを軽井沢で満喫してきました。インスタグラムでは紹介しましたが、中軽井沢駅の中にはこんなおしゃれなお店もありました。
A-WOTO(アウォート)という店で、信州産の食材を使ったキッシュの専門店で、軽井沢ビールも飲めます。
軽井沢なら都内から近いし、アウトレットで買い物をして地ビールを飲んで泊まるという贅沢な時間を過ごせます。
翌日は北軽井沢まで足を伸ばして陶芸体験をして帰ってきました。非常に充実感のあるプレミアムフライデーでした!
陶芸は焼きあがったら紹介します
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